自然な歯と顎のバランスを獲得しましょう(早期治療のすすめ)
歯並びのガタガタ(不正咬合)は、歯と歯を支えているあご(顎)の大きさのバランスや上下の顎の発育不良により生じている場合が多いです。
歯の大きさは、以前に比べ栄養状態がよくなっている為、大きくなっていますが、顎の大きさは、やわらかい物を食べるようになったので噛む回数が減って顎の発育が促されないので小さくなっています。
そのため、歯の大きさと顎の大きさのアンバランス(前後的にも幅的にも)が生じて歯並びがガタガタになってしまうのです。
また、不正咬合のある人には、お口の機能にも問題がある場合が多いです。
しっかり噛んで食べられない、舌足らずなしゃべり方をしている、いつも口で呼吸している事により
①いびき、口臭、風邪をひきやすい(扁桃腺が脹れやすい)、
②しっかりと鼻で呼吸していないので鼻の症状(花粉症などのアレルギー)が出る、
③口をしっかりと閉じることにより下顎が引けるのですが、これができない為、姿勢が悪くなっている、などが見られます。
矯正治療は、大きく分けると早期治療(子供の矯正)と本格矯正(大人の矯正)に分かれます。
早期治療の目的は、顎骨と顔面の発育の遅れ(発育不全)を取り戻し、結果として歯並びが良くなる事を目的とします。
つまり不正咬合の芽を摘み、正常な顎顔面と歯並びを作る予防的な矯正治療と言えます。
矯正治療というと中学生位から始めるのが一般的ですが、 中学生になると上顎の骨の成長はほとんど完了しています。
成長の残っている時期に矯正治療を開始することで、自然な歯と顎のバランスを獲得しましょう。
矯正治療の点から見た鼻呼吸の獲得の重要性
子供のかみ合わせや歯並びのガタガタの原因の多くは口呼吸です。
鼻が詰まっていて鼻で呼吸が出来ないと口で呼吸する事になります。
口呼吸をすると、舌、頬、口唇などの歯を取り囲んでいる筋肉のバランスが崩れます。
かみ合わせや歯並びはこれらの筋肉のバランスの上に成り立っています。
このバランスが崩れると出っ歯や、前歯のガタガタ、開咬、下顎の歪みといった様々な不正咬合になります。
口呼吸をしているお子さんは、テレビを見たり何かに集中している時に猫背で口をぽかんと開けています。
口呼吸をしているお子さんは、子供なのにイビキをかくお子さんも多いです。
子供のイビキに関しては、最近では子供の睡眠時無呼吸症が注目されています。
ご存知の方も多いとは思いますが、睡眠時無呼吸症(OSAS)は、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、高血圧をはじめ多くの重大な疾患や事故の原因となっていることが判っています。
その子供の睡眠時無呼吸症の根本的な治療として上顎を拡げる(急速拡大)矯正治療が注目を浴びています。
一昨年スタンフォード大学のギルミノー先生(睡眠時無呼吸症を命名した先生だそうです)も
「成長期の上顎骨の急速側方拡大がOSASの予防になるだろう」と発表されました。
ごらんになった方も多いとは思いますがNHKの「ためしてガッテン」や「病の起源」でも無呼吸症候群について放映されました。
鼻呼吸獲得の重要性が改めて認識されるようになってきたと感じております。
このように口呼吸を改善し鼻呼吸を獲得する事は、子供さんの将来にとっても大切だと考えています。
口呼吸の治療には、いろいろなアプローチがなされてきました。
MFTと呼ばれる舌や唇の筋肉のトレーニングを推奨される先生もいらっしゃいます。
しかし、まず鼻の通りを良くする事、鼻で楽に呼吸をさせてあげることが重要です。
上顎の上は、鼻の下になりますので上顎を拡げてあげることにより鼻の下も拡がる事が知られています。
12歳頃までであれば、簡単に拡げることが可能です。
この時期の治療を逃して、骨が固くなってしまうと骨が拡がりませんので治療は難しくなります。
矯正治療で、急速拡大することにより鼻呼吸がしやすくなったとのお声も多く聞かれます。
歯並びが気になるお子さんで鼻の通りが悪い場合は、上顎を拡げてあげる事も検討されては如何でしょうか?
乳酸菌で虫歯予防
最近、ロイテリ菌と呼ばれる乳酸菌に注目が集まっています。
ロイテリ菌は、人間をはじめとする哺乳類の体内で発見されました。
特に女性の母乳の中や赤ちゃんのおなかの中に多く認められます。
赤ちゃんが高い免疫力を持っているのは出世後お母さんから母乳を通して与えられる、ロイテリ菌のお陰ともいわれています。
さらにロイテリ菌は、むし歯菌(Sミュータンス菌)に対して殺菌効果があることが認められました。
ロイテリ菌のタブレットを噛んで、むし歯菌を減らしましょう。
ロイテリ菌のタブレットは当医院でもご購入いただけますので、ご気軽にスタッフにお問い合わせください。詳しくはこちら
虫歯菌を減らすことは、妊婦さん(ぷれまま)にとって非常に大切です。
プレママとお母さん教室
妊娠中にお口の中をきれいにしていないと・・・大きな影響が!
最近、歯周病が妊娠に大きな影響を与えるということがわかってきました。
歯周病が悪化すると妊娠維持期間が短縮し、切迫流産や早産を引き起こすとの事です。
そこで妊娠前及び妊娠期における歯周病の危険性とその予防、歯周病罹患のチェックや適切な衛生指導、早期治療が必要であると言われています。
妊娠中の歯を取りまく環境は・・・結構過酷!
妊娠されると、大抵の方が「つわり」を経験されます。
「つわり」の時期には歯磨きがなかなか出来ないため、歯肉が腫れ易くなり、症状が悪化すると血や膿が出るようになります。
つわりで歯磨きが十分にできない、間食の回数が増えて食事が不規則になる妊婦さんが多いようです。
また、妊娠すると、女性ホルモンが増加し、歯周病菌が繁殖したり、唾液が減って口が乾きやすくなるなど、むし歯や歯周病が進行しやすい環境になるといわれています。
プレママ(妊婦さん)の時期にお口の中をきれいにしておくと
プレママの時期にお口の中をきれいな環境に保っておくと、生まれてきたお子さんのお口の中のむし歯菌の数があまり増えなかったという報告もあります。
逆に、プレママの時期にお口の中をきれいに保つ事が出来なかった方は、生まれてすぐお子さんのお口の中のむし歯菌の数が増えたとの事です。
赤ちゃんにむし歯菌を感染させないで!
むし歯の主な原因であるむし歯菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在しません。
生後1歳7か月頃から2歳7ヶ月頃の時期に大人から感染すると言われています。
むし歯菌が赤ちゃんに感染する際にお母さんから感染する割合が80%と高くなっています。
これは、お父さんよりお母さんがお子さんと緊密なスキンシップを行っているからだと言われています。
お母さんの口の中にむし歯菌が多いほど、たとえば同じスプーンを使った時やふーふー吹いて冷ます時に、唾液を介して感染してしまう確率が高くなるというわけです。
お母さんのむし歯菌を減らすことが、お子さんのむし歯予防にもつながりますもちろんお父様からも同様に感染しますので家族の協力も必要です。
最近、ロイテリ菌と呼ばれる乳酸菌に注目が集まっています。
ロイテリ菌は、人間をはじめとする哺乳類の体内で発見されました。特に女性の母乳の中や赤ちゃんのおなかの中に多く認められます。赤ちゃんが高い免疫力を持っているのは出世後お母さんから母乳を通して与えられる、ロイテリ菌のお陰ともいわれています。さらにロイテリ菌は、むし歯菌(Sミュータンス菌)に対して殺菌効果があることが認められました。ロイテリ菌のタブレットを噛んで、むし歯菌を減らしましょう。ロイテリ菌のタブレットは当医院でもご購入いただけますので、ご気軽にスタッフにお問い合わせください。
妊娠中に歯の治療をしても大丈夫?
妊婦さん(プレママ)が歯の治療を受けられる時期は安定期の5ヶ月頃から9ヶ月頃までならまず大丈夫だと言われています。
出産間近まで通ってくる方もいらっしゃいます。
ただ、お薬、レントゲンなどで制約を受けるので出産後にもう一度お口の中をチェックする必要があるでしょう。
歯が痛くないのに歯医者に行くのは……と考える方もいらっしゃいますが、歯の汚れを除去するだけでもお気軽にご来院ください。
お待ちしています。
リンク集
日本矯正歯科学会 - http://www.jos.gr.jp/
学会情報、雑誌の抄録検索、認定医制度、一般・子ども向けに矯正治療の説明を掲載。
矯正歯科専門店街 - http://www.orthod.nu/
学会情報、雑誌・抄録検索サイト、専門医院などのリンク集。
矯正歯科ネット-https://www.kyousei-shika.net/
矯正治療に関する総合サイト
中四国矯正歯科学会-http://homepage3.nifty.com/skortho/chushikoku/
学会情報、雑誌案内。
インコグニト-http://www.lingualtechnik.de/home.html
裏側からの矯正治療装置のサイト。(海外)
International Association for Dental Research (IADR)-http://www.iadr.org
国際歯科学会のサイト。
マイクリニック-http://www.myclinic.ne.jp
病院・医院検索のサイト。
くしま矯正歯科-https://www.kushima-ortho.com/
大阪の矯正歯科です。
中尾歯科-http://www.nakaod.com/top.htm
尾道の歯科です。
歯の銀行-http://www.teethbank.jp/
歯の凍結保存を行っています。
Biogaia-http://www.biogaia.jp/
乳酸菌を用いた虫歯予防を研究しています。
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